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2007/01/27

若者鍋と論文

先週の土曜(20日)に、妻の友人Nさん夫妻の家に招かれた。Nさん夫妻は医者でこちらには研究で来ている。ちょうど我が家と同じ年頃のお子さんがいることもあって妻が仲良くさせていただいている。で、夕飯(しゃぶしゃぶ)に招待されたのだが、そこで若いシリア人夫妻に引き合わされた。なんでも奥さんの方(ラマちゃんと呼ばれていた)が御主人と同じラボで働いているのだという。典型的なアラブ女性顔に何故か心が和む。二人とも米国生活がそこそこ長いこともあって英語はかなり流暢。でもせっかくなのでアラビア語で話しかけてみる。若夫婦が持ってきたクッベとムタッバルもあわせ、しゃぶしゃぶ鍋をつつきながら、日本語・英語・アラビア語を交えて話す。ラマちゃんはNさん(御主人)からいろいろと日本語を教わっているらしく、焼酎を飲みながら「ワタシハ~カワイイ~オヒメサマヨ~」とのたまっている。その傍で息子が皿をひっくり返している。ラマちゃんの旦那さんは「しゃ~ぶしゃ~ぶって若者(="Shahbbun" in Arabic)みたいだね」とつぶやいて肉を泳がせている。
なんだかよく分からないが、自分も焼酎を飲んで適当なアラビア語と英語で駄弁った。

授業が始まって約一週間。休みボケした頭が元に戻らず、相変わらず死にそうになりながら授業を受けている。学期前の予定から大幅に履修科目が変わったがどの科目もそれなりに面白い。特にIntelligenceやIslamic Financeなんかはこれまで体系的に触れたことが全くなかったので非常に新鮮。これぞ大学院の授業という醍醐味を味わっている。
と、授業も大事だが、それに加えて今学期は修論を書いて提出しなければならない。実はまだ殆ど何も手をつけていない状態。というかテーマすら固まっていない。マズイです。。。ということで今週からようやく本格的に取りかかることに。今日も図書館で半日ほど資料と格闘。何となく書くべきテーマが見えてきたので来週頭に教授と相談してみるかな。

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2007/01/18

春学期

今日から春学期スタート。が、寒い!!最高気温が0度以下なんて経験したことないっす。息を吸ったら冷たさで咳が出るし、露出している肌が痛い。こんな寒さが続いたら学校行くのしんどいなぁ。。。
昨日のショッピングデーでいくつか授業を見て回り、それなりに決まりつつあるんだが、興味のある授業が多すぎて選ぶのがなかなか難しい。当初はSecurity系の授業で固めようかとも思ったが、諸々の事情でこんな感じに。


・Asian Perspectives on International Economic Law
:法律科目のrequirementを満たすために選択。専門と関係ないのでどこまで興味が持てるか正直疑問だが、将来仕事で関わる可能性がないとは言い切れないので。

・Seminar on US Intelligence, Terrorism and National Security
:今学期一番楽しみにしている授業。修論もこのコースで書く予定。

・The Politics and Culture of Iran, Afghanistan, and Pakistan
:アラブ周辺地域も押さえておきたいので選択。

・Islamic Banking and Finance
:当初は取る予定はなかったのだが、昨日のコース紹介を聞いて興味が湧いてきたので選択。マネーロンダリングなど政治的なネタも扱うらしい。

・Islamic Banking and Finance (Arabic)(聴講)
:アラビア語の練習用。


今日は早速、Islamic Banking and FinanceとUS Intelligence~の授業に出席。前者は予想していた以上の面白さ、後者も期待を裏切らない内容に勉強へのモチベーションが高まる。といつつ明日のリーディングがまだ終わっていない(現在午前2時)のはお約束。さ、勉強しよ。

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2007/01/16

サシで勝負

誰と?ええ妻とです。

このブログにも度々登場するFletcherの同級生O君夫妻が何と、うちの暴君を預かってくれるという。このありがたい申し出に甘え、数時間ほど息子を預けて妻とレストランで食事をすることに。二人きりでの外食など1年ぶり。どこに行こうかと妻とお店を探し、選んだのがHarvardにあるCraigie Street Bistrot。名前の通りCraigie Streetにあるフレンチイタリアンのレストラン。7時半に予約を入れ、お店へ。店の外観は個人住宅風だが、大きな看板があったのですぐそれと分かった。店の中はお客さんで満員。少し待った後テーブルへ案内される。店内自体は気取らない雰囲気だが、久々の外食でガラにもなく緊張気味。妻にからかわれる。若いウエィターにメニューを渡されて料理の説明を受ける。前菜に仔牛肉のragoutを、メインに羊を注文。妻は前菜が蛸、メインは私と同じものを。ワインはアルザス(Riesling)の辛口を選ぶ。
お客さんの数に比して店員が少ないなため、料理が出てくるのに少し時間がかかったが、食前酒を飲みながら妻とおしゃべりをして過ごす。うーん、こういうの何か新鮮だ。

料理が運ばれてきた。期待に胸を膨らませて一口。旨い。ザガットで高得点を得ているだけある。妻も感激している模様。欠食児童のように瞬く間に前菜を平らげる。妻は一刻も早くメインを味わいたいようでうずうずしている。しかし店が相変わらず込んでいるためメインが出るまでまた少し時間がかかる。そしてメインの羊。Loin, Shoulder Confit and Bellyとあるから腰、肩、腹の3つの部位のことなんだろう。臭いをどう処理するかが羊料理のキモだと勝手に思っているんだが、その点この料理は完璧だった。特有の臭みが鼻につかない程度に茸やソースで和らげながら完全には消さず、風味として生かしていた。羊が苦手な妻もこれは美味しいとパクパクとほおばる。味だけでなく料理の量も十分。前菜とメインの2皿で丁度満腹。

食後のデザートにはパンナコッタとカプチーノ。このカプチーノがとても美味しかった。今や日本でもアメリカでも浸透していて大体どこのカフェでも飲めるが、美味しいカプチーノって意外とない。ここのカプチーノは最近飲んだ中ではピカイチ。パンナコッタもとても柔らかく、甘みも程よかった。

余り遅くなってはO君たちに迷惑がかかると思い、デザートを食べ終えた後はサクッと支払いを済ませてレストランを後に、地下鉄駅へ。Porterで降りてO君宅へ急ぐ。息子は寂しがって泣いていると思いきや、ドアを開けると満面の笑みが。どうも私たちのことは忘れ去られていたらしい。妻軽くショックを受ける。
その後O君夫妻宅で何故かテレビドラマまで見せてもらい、12時近くまで居座った挙句、車で送ってもらうことに。最後の最後までお世話になりっぱなしで恐縮。ホンとにありがとうございます。家に着いたらあとは3人ともベッドへ直行。

O君とYさんのおかげで楽しい夜を過ごすことができました。多謝です。

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2007/01/10

ルビーの指輪と太陽に吠えろ

昨日はFletcherの2年生、Oさん宅での夕飯に招待された。数日前に提出したペーパーの資料をお借りしていたのでその打ち上げということで。

車で行こうと思い、駐車スペースへ近づいたのだが・・・あー!ライトがつけっぱなし!そういえば朝出かけたときに雨が降っていたからライトつけたの忘れてた。。。当然エンジンはかからず。
やむを得ずタクシーを拾ってOさんの家へ。何とか時間どおりOさんのアパートに到着。

夕飯のメニューは、おでん!何ヶ月、いや何年ぶりだろう。これもまた久々の日本酒とともに日本の冬の味覚を堪能。更に奥様手作りの鮭のオーブン料理もワインと共に食す。旨い!
杯を重ねると共におしゃべりも盛り上がる。大学院での勉強や米国生活、日米関係や国際政治など話は尽きず。更にどういう流れかOさんお気に入りの寺尾聡と石原軍団の映像をYou Tubeで一緒に鑑賞、その男くささに惚れる。
あまりの心地よさに長々と居座ってしまい、12時頃退散。

酒を飲んで人と語らうっつーのは最高の楽しみですな。

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2007/01/08

DHMOに反対しよう!

DHMOという物質を皆さんご存知ですか?

DHMO(Dihydrogen Monoxide)とは水酸の一種で、毎年多くの人を死に至らしめています。
この物質は常温では無味無臭無色の液体ですが、揮発性があり、密閉しなければ大気中に拡散してしまいます。

人体への危険
DHMOを呼吸器系に吸引すると急性の呼吸不全を引き起こすことがあることはよく知られていますが、経口摂取でも発汗、多尿、腹部膨満感、嘔気、嘔吐、電解質異常、悪心、下痢、腹痛、頭痛を来すことがあります。 また、大量に摂取すると痙攣、意識障害等の中毒症状を引き起こし、最悪の場合死に至ります。 さらに血液中にあるDHMOは血栓の移動に関係しており、これによって日本では毎年8万人以上の人が脳梗塞に罹患し死亡しています。DHMOはまた重度の熱傷の原因でもあり、固体の状態のDHMOが長時間人体に触れていると体組織障害を起こすといわれています。気体状態でも危険な性質を持ち、高濃度の気化DHMOが人体に触れると糜爛性の傷害を受けることがあります。
妊婦がDHMOを摂取すると、胎児にも胎盤を通じて体内に入り込むことが確認されており、また、世界の主要な都市圏に住む女性の母乳中からは割合で85%以上の高濃度でDHMOが検出されることも知られています。

環境への影響
DHMOの影響は人体にとどまりません。南米では採取された酸性雨からDHMOが検出されており、また地球温暖化の原因となる「温室効果」にも一定の影響を有することが統計的に示されています。またDHMOは非常に高い溶解力を持つため、工業的に溶媒や冷却剤などとしてコンビナートや原子力施設で大量に使用され、そのほとんどは河川に投棄されています。 原子炉では、中性子の減速剤、および冷却材として大量にDHMOが用いられていますが、その危険な性質によって事故が発生する要因となっています。更に固体のDHMOは高いアルベド効果を持ち、天体を覆うと太陽光のほとんどを反射して温度を低下させることが確認されています。

DHMOを使い続ける産官学界
こうした危険な物質であるにもかかわらず、企業によるDHMOの使用は事実上野放し状態となっており、前述の工業利用のほか、バイオテクノロジー分野においても、動物実験や遺伝子操作などの過程で用いられています。また、特殊な処理を行えば除去できるにも関わらずファストフード等にも大量に含まれ、パッケージしたものを飲用に販売している業者さえあるのです。
DHMOを撒き散らしているのは企業だけではありません。海軍などの軍機関は、軍事利用の目的のためDHMOに関する研究を巨額の費用を投じて実施しています。世界中の軍事施設では大量にこの物質が備蓄されており、武器製造や兵站にも供されているのです。沖縄や横須賀の米軍基地、原子力空母にも大量に備蓄されていることが確認されていますが、国会で問題になったことは一度もありません。また政府はDHMOの使用、頒布に関して法的規制を行うことを拒んでおり、学会、産業界もこれを支持しています。

現在、ダイオキシンや環境ホルモンといった化学物質の人体・環境への影響が問題になっていますが、次世代の子供達の命を守るため、地球環境の未来のためにも私達はこの物質の危険性を広く社会に知らしめ警鐘を鳴らす必要があるのではないでしょうか。

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2007/01/07

深夜2時45分の独り言

友人とのメールのやり取りのなかで、「蛸壺化し、細分化された社会全体をカバーする情報が表面的になっている」云々って書いて、その後理系な人たちのブログやサイトを巡回してふと思ったんだが、新興宗教やニセ科学が最近目に付くのもこうした蛸壺化したコミュニティに生息する人々の情報リテラシーの低下が原因なんだろうかとつらつら。あ、「水からの伝言」とか「マイナスイオンの健康効果」とか信じている人(いないと思うが)、気をつけたほうがいいですよ~。
ニセ科学っていえばロハスなんてのもあったな。東京いた頃よく聞いてた某FM局がやたらこの言葉を「ソトコト」なる雑誌とセットで連呼してて、その時は「フーン」と聞き流していたんだが、その後このロハスなる言葉をあちこちで目にするようになって、それと同じタイミングで「あれって三井物産の登録商標らしいよ」って話を聞いてやっぱり「フーン」って思いながら日本を離れて早3年。その後どうなったのかね。要はあれって「フェアトレード」とかと同じマーケティング用語でしょ。
そういえば某SNSにはロハスならぬ「ハマスな生活」ってコミュがあったな。どうでもいいけど。

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2007/01/05

Portsmouth

Fletcherの友人O夫妻、A夫妻と共にポーツマスへ日帰り旅行。

11時過ぎにボストンを出て1時間半ほどのドライブの後、目的地に到着。

先に着いていた友人夫妻たちと合流し、まずはレストランへ。

向かったのはRockingham Hotel内のLibrary Restaurant。

ここは1833年にホテルとしてオープンし、1905年にポーツマス条約の調印が行われたという歴史的な建物。
T・ルーズヴェルトやケネディも泊まったらしい。内装はなるほど歴史を感じさせる重厚さ。

一方料理はサンドイッチやハンバーガーなど、アメリカらしいカジュアルなものが中心だった。
2人で1品注文しシェアするO夫妻、A夫妻に対し、一人1品ずつ注文した我が家。いわゆるアメリカサイズを失念してしまい、出てきた料理の量に一瞬絶句。空腹の勢いに期待をかけて征服を試みるも終盤苦戦。最後の一口をなんとか収めたものの胃もたれの予感。妻は道半ばであえなく撤退。

Portsmouth2007jan04_005


食事後は街中を散策。街自体は徒歩で30分もあれば回れるほどのこじんまりとした規模。
日露条約の舞台となった街ということで関連展示などがあると期待していたのだが、いくつか建物とプレートがあるのを発見したのみ。あまりこの歴史的な出来事を前面に押し出しているような印象は受けず。商売っ気がないというか。これが日本だったら絶対「ジュタロー焼き」とか「ウィッテクッキー」とか便乗商売しそうなんだがなー。

ブラブラと歩いた後海へ。潮の香りが懐かしい。今日は久々に気持ちのいい晴天で、西日に照らされた雲が薄く棚引いていた。

土産物屋に寄るという友人夫妻達と別れて、夕方ポーツマスを発ち、ボストンへ。
潮風に吹かれたせいか、家に帰るとどっと疲れが。

考えれば日帰りとはいえ旅行は夏以来。家族連れだと面倒くささが先に立ってつい躊躇してしまうが、やっぱり旅行はいい。

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2007/01/02

秋学期総括

やっとペーパー書き終わった。。。後は体裁整えて明日の昼までに提出だ。。。


秋学期に受けた授業について備忘録も兼ねて簡単に総括。

1. The Role of Force
:Fletcherの看板授業の一つだけあって満足度はかなり高かった。理論と実際のケースへの適用についてもよく整理されており、この授業のおかげで安全保障の理論的なフレームワークを頭に入れることができた。加えて、以前から読もう読もうと思いつつ手をつけていなかった国際関係理論の著名論文を読むことができたのは大きい。朝が早かったのと(7:45スタート!)と成績が期末テスト一発勝負というのがちとしんどかった。

2. Introduction to Economic Theory
:必修科目の一つとして履修。中間試験までは比較的洗練された授業内容だったが、後半、特にマクロ経済に入ってからは荒さが目立った。物理的にミクロマクロ双方を一つの授業で済ますってムリがあるんじゃないかと。担当教官のコワルチェックがミクロの専門家のためか、マクロモデルの説明が日本で習ったスタンダードと異なり、戸惑った。テストが多肢選択式のため誤魔化しが効かないのもキツイ。とはいえやっていること自体は経済の基礎の基礎。経済の素養のない人への入門としてはそこそこいい授業かな。

3. Islam and the West
:セミナー形式の授業。とはいえTuftsのアングラの生徒もいるため人数は多め。結構期待して取ったのだが、先生が南アジア出身のためかインドに重点が置かれてしまい、自分の興味範囲には必ずしもfitしなかった。ペーパーではAbu Zayd Caseを使って信仰の自由と公共概念について書いてみたが、先生の関心をさして惹かなかった模様(涙。

4. Global Media and International Conflict
今学期から開講された授業。生徒10人強のセミナー形式。担当のオドネル先生の人柄に癒された。ディスカッションメインであったため英語に四苦八苦の自分には正直かなりハードだったが、この授業のおかげで人前で発言する度胸が少し身についた気がする。授業では個別のケースに時間を割いたが、コミュニケーション理論についてもっと説明があってもいいかなという気が。

さて、春学期は何を取ることにするか。。。

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2007/01/01

2006年

今年もあと1時間で終わる。

2006年は子供の誕生に始まり、米国への移動、大学院での勉強・・・となかなかに変化に富んだ年だった。

生活の変化に伴って新しい出会いにも恵まれた。非常にラッキーだったと思う。

来年もまた変化の年になることが予想されるが、それがどんなものであれ楽しんでいきたい。

当面の目標は学位取得!今年の後半は目の前のあれこれに追われるうちに過ぎてしまったので、来年は特に実務という観点から長期的な視野にたっていろいろと吸収したい。学ぶべきことはたくさんあり、時間はあまりに少ない。

今年も色々とお世話になった人達と、縁あって今年新たに出会った人達皆に感謝を込めて。

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